植物があまり好きじゃない樹木医のブログ

ほとんど樹木と関係ないことをつづります。

樹木医研修の樹種識別

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選抜試験の受験者様お疲れさまでした。

 

受かった人も受からなかった人もお疲れさまです。

 

 

そいでもって受かった人はこの後つくばでいろいろ研修やるのですが、その中で樹種識別試験っていうのをやるんですね。

 

コロナ禍でやるか否かは、わかりませんが多分やるかと思います。

 

自分の中で1番不安だったのがこの試験でした。

 

だって樹種なんて知らないもん!造園業界の人間じゃないし

 

でもご安心ください。暗記力があればなんとかなりますわ。

 

でも、まぁ予習したいじゃないですが

手なことで当時のメモを発見したのでここにて公開します。

 

 

エンジュ
イヌエンジュ
ニセアカシア
オガタマノキ
カラタネオガタマ
イロハモミジ
ヤマモミジ
オオモミジ
チドリノキ
トウカエデ
クスノハカエデ
フウ
モミジバフウ
ナツツバキ
ヒメシャラ
ヤブツバキ
サザンカ
カンツバキ
タチカン
サカキ
ヒサカキ
ユズ
レモン
タチバナ
クヌギ
カシワ
ミズナラ
コナラ
シラカシ
ウラジロガシ
アラカシ
ウバメガシ
イチイガシ
アカガシ
マテバシイ
タブノキ
シリブカガシ
ホソバタイザンボク
タイザンボク
コブシ
モクレン
クスノキ
ヤブニッケイ
シロダモ
イヌガシ
カツラ
マルバノキ
ハナズオウ
タブノキ
バリバリノキ
ゲッケイジュ
サルスベリ
ウラジロモミ
モミ
ドイツトウヒ
カヤ
ヒノキ
サワラ
アスナロ
ニオイヒバ
コノテガシワ
ネズコ
イヌマキ
コウヤマキ
ラカンマキ
アカマツ
クロマツ
メタセコイア
ラクウショウ
センペルセコイア
アカシデ
イヌシデ
クマシデ
チドリノキ
ハナミズキ
ヤマボウシ
サンシュユ
ソメイヨシノ
オオシマザクラ
ヤマザクラ
キンモクセイ
ギンモクセイ
ヒイラギモクセイ
ヒイラギ
ヒイラギモチ
モチノキ
クロガネモチ
ソヨゴ
クロソヨゴ
モッコク
ナナミノキ
タラヨウ
シイモチ
セイヨウバクチノキ
バクチノキ
リンボク
アキニレ
エノキ
ムクノキ
ケヤキ
ヤマモモ
コバンモチ
モッコク

 

たしかこの中から30か50くらい書かされた記憶がありますね

 

このメモが緑化センターに見つからずに問題が変えられませんように笑

 

それと今年の試験問題興味あるのでだれか知っていたら教えて下さい

 

 

 

 

唯一好きな分野

仕事でいろいろな場所に植栽に植栽されている木を見に行くわけですが、診断作業がルーチンワーク過ぎて辛いんですよね

なので、最近は他の樹木医に外注しています

 

 

何が楽しくて毎日腐った木を見に行かなければならんのか、、そんな人生何が楽しいのかわからなくなってきた。

 

そんな中でも、仕事の中で最近興味がわいたことが1つだけあって

 

それが、データの分析

 

とある依頼で現在、樹木診断カルテのデータベース構築の依頼を受けています

 

もちろん、自分で作るわけじゃないけどベンダーと共同開発ですね。

 

数年間樹木医をやっていて思ったことは、これって機械でもできるんじゃない?ってこと。

 

古い樹木医ほど自分の技術にプライドがあるらしく否定されるけど、自分としては、できると思う。

 

PCの処理速度は、指数関数的に増加し一昔前は出来なかった写真の解析も現在では容易にできるようになった。

 

街路樹診断なんか、もはや流れ作業なのでドローンで空撮してAIに判断させればよくないかって思っていますね

 

まぁ、他の樹木医からはこんなこと行っているから嫌われるのですが

 

 

機械学習でも勉強しようかね

 

小林賢太郎解任について~日本が優秀なクリエーターを殺す~

学生時代からずっとラーメンズのコントが大好きだ。

 

 

小林賢太郎はとっても素晴らしい優秀なクリエーターだ。

そんな優秀なクリエーターのあら捜しをして足を引っ張る日本人の国民性が大嫌いだ。

 

炎上騒動は、オリンピックを潰す側の政治利用に他ならないと思う。

 

今回の炎上騒ぎのニュースは、yahooニュースに高橋浩祐氏が記載した記事が発端。

 

news.yahoo.co.jp

 

そのホロコーストを揶揄しているというコントがこれだ。

 

www.youtube.com

 

 

記載されている記事は、あくまでユダヤ人を嘲笑するために書いたコントのような書きっぷり。

酷い偏向記事だと思う。

 

こういう本質から離れた記事を書くジャーナリストは、今後じっくりと監視してすべての発信内容を精査してしてやろうと思う。

 

土壌の定義~土壌学2

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いやぁ。今日はめちゃめちゃ暑かった。

実に嫌になるね。

 

普段、現場に出ないでニート生活をしているので、突然外に出ると非常に危ない。

ヒキニート樹木医の私には、空調服必須ですわ。

 

土壌の定義の話なのですが、ここはサラッと。

土って何って説明を求められたときにど~するかってはなし。

 

実は、世界中の様々な研究者が定義を試みようとしているのですが、一致した定義は未だに存在しないのが実情です。

 

一致した定義が存在しない?

ドユコトって思う人がいるかも知れないが、これは関連学科や実務での有用性がそれぞれ違うので各々が好き勝手に定義しているって話。

 

この業界のよくある話ですわ。

 

その定義をいくつか紹介すると日本土壌肥料学会の定義では、

「土壌とは、地球の陸地表層または浅い水の下にあり、岩石の風化や水、風などによる運搬、堆積と生物が作用し、有機物と無機物が組み合わさり、自然に構成されたものである。」

 

この定義だと存在する場所と生成され方と成分で定義していますね。

 

さらに機能としては「植物をはじめとする生物を養い、物質の保持や循環などの機能を持ち、周囲の影響を受けて変化する」と述べられている。

 

「私たちの研究対象とする土壌と土」

http://jssspn.jp/file/tuchinoteigiv2.pdf

 

土壌学の本をいくつか読んでいるのだが、よく使われる天野洋司氏が定義する「地球表面を覆う自然物で空気と水のほかに無機・有機化合物及び生物を種々の割合で含む集合体であり、機会的ならびに養分・水分の補給を通じて植物を支えていたり、支える力を持つものである」と述べられている。

 

この定義だと、存在する場所と自然物であるとこと成分、植物に関する役割のみで定義されていますね。

 

自分としては、この定義は長いし、植物以外のことについては述べられていないのであまりよろしくないのでは無いのかと思えてしまします。

 

 

海外だとどんな定義を用いるのか気になってウィキペデイアを引いてみると

Soil is a mixture of organic mattermineralsgasesliquids, and organisms that together support lifeEarth's body of soil, called the pedosphere, has four important functions:

土壌は、有機物、鉱物、ガス、液体の混合物であるとともに生命を支える。

重要な機能として

・植物成長の媒介

・水分保持、供給、浄化の手段

・地球の大気の修飾

・生物の生息地

 

成分と機能で定義してますね。

 

 

また、この他に日本では‘土’と‘土壌’ 

時々、‘土壌体’でわざわざ分けてお話をすることが多いのだが、海外だと一様にsoilです。

 

 

この土壌体という概念は、さまざまな環境で相互作用によって生成されたものを指す言葉で、成分的な話をするときは土壌物質ということはをわざわざ持ち出すらしい。

 

正直言って面倒くさい。

 

まぁ、土についても奥が深いので調べていくと一日が過ぎてしまいますね。。

たぶんこれは樹木医試験に出ないね。

土壌とは何か~土壌学1

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アイキャッチ作ってみた。最近、ブラウザだけでこんなこともできるとは、

時代が進んだ中と思うこの頃

 

 私は、大学時代は農学畑の出身で、大学時代に習った土壌学と樹木医が実践している土壌に関する知識と大きな隔たりがあるなと日頃から感じている。

 

樹木医の土壌に関する知識は、非常にざっくりしていてあまりにも不十分だなと思っている。

 

具体的には、化学的な知識が非常に欠落しているなと感じている。

 

これは、樹木医の受験者に造園業者が多く土木や造園についての知識は潤沢にあるものの化学や細胞生物学の勉強を修めていないのが理由だ。

特に造園学科系出身の樹木医には、注意をしたほうがいい。

 

個人的には、樹木医試験に肥料計算問題の1つでも出せばいいのにと思っているのだが、緑化センターと樹木医制度の委員会の委員の人たちはきっと軽んじているのだろう。

 

もし自分がクライアントだったら肥料計算の一つも出来ないような樹木医に大金を払って診断や治療を任せたくないものである。

 

愚痴については、さておき土壌についてだ。

 

読者のみなさんには、ぜひ自分の身の回りの土について思い出してもらいたい。

普段触っている土がどのようなどのような色をしているか、どのような質感か。

水を混ぜたときどのような形になるか。

 

自分は、東日本の人間なので関東ロームの黄色いか山林だったら黒い黒ボク土を思い浮かべます。

 

皆さんは、どうでしょうか。

もしあなたが、関西の人なら花崗岩起源の白いマサ土。

沖縄や愛知、山口の人なら赤と答えるヘマタイト(酸化鉄Ⅲを含む鉱物)を置くんだ赤色土を想像するかもしれません。

 

これらの違いは、当たり前の話かもしれないですが土壌の構成する因子(材料とでき方)によって異なります。

 

これらの因子については、またちゃんと説明しますが、とにかくこれらの因子を整理して覚えると土壌は非常に面白い。

 

みなさんも身近な土壌を意識的にみてみると楽しいかもです。

1回目のコロナワクチンを打った話

先日、コロナワクチンの1回目を打ってきました。

 

巷では、副反応が酷いらしい。

2回目のほうが、発熱するらしいとの噂がたくさん飛び交い色々と不安を煽られながらの摂取でした。

 

自分が摂取したのは、モデルナ製の方で職域摂取をしてきました。

 

ファイザーもモデルナも基本的には、mRNAワクチンでウイルスの外側のスパイクタンパク質をコードする遺伝子だけを切り取って体の中に注入すると、人体の細胞がスパイクタンパク質を作る。

 

そのタンパク質にたいして人間の体が抗体を作るって仕組み。

 

インフルエンザの場合は、鶏の卵でインフルエンザのウイルスを増やしてウイルス自体を失活させてそれを体に打つ仕組み。

 

コロナも同様にできないのかという話なのですが、ちゃんと失活させる方法が難しくてインフルエンザと同様の仕組みで作るのは時間がかかるとのこと

 

なのでmRNAワクチンのほうが、ウイルスそのものを入れる必要がないため個人的には安全だと考えています。

 

まぁ、予想できない副作用が起こることがあるも思うけど。

 

自分の副反応は、熱は出なくて翌日の肩の痛みだけでした。

 

2回目も大した副反応がでないといいなぁ。

 

 

論述試験の話(試験当日ですみません)

コメ欄に論述試験について記述してくださいなという書き込みあったので、雑談がてらに書かせてもらいます。

いままで気づかなくてすみません。

 

ご存知の通り樹木医試験って二部構成になっていて、午前中に筆記をした後に午後から論述試験があります。

 

確か、400字 3問でそれぞれ問われた内容について作文してくださいというもの。

 

制限時間は、1時間なので1問あたりにかけられる時間は、単純計算で20分程度。

正直言ってじっくり考えている時間などない。

 

多分、過去問を解いた人が一番不安に感じたと思う。

 

まぁ、事前に知識をまとめることも大切だが、そんなこといくらやってもヤマがはずれたら終わりだ。

 

この試験は、半分は知識を問うているが、半分は論理的な文章をかけるか否かを採点基準にしているとのこと。

 

 

樹木医としてきちんとした文章で報告書を作成できる能力があるか否かをみています。

 

結局どーすすればいいのって話なのですが、僕がとった戦略を書かせていただきます。

 

 

【僕が考えて実行した戦略】

まず、問題文3問を全部読む(30秒くらい)

○知ってる内容の設問の場合

1,事前対策して知っている設問でそのまま回答できるようだったら回答する。

もしくは、きちんとした文章を作るために知っている内容を箇条書きにして書き出す。(この作業が5分~7分程度)

 

2.その箇条書きした内容を元に起承転結をはっきりさせた文章を作成する。(10分程度)

 

3.残った時間で誤字脱字が無いように見直しをする。

 

4.400字の文字数の9割以上を埋める。

 

○知らない内容の設問の場合

 

1.とにかく設問をよく読んで何か言えること、設問から判断できることを箇条書きする。

 

2~4は、上記と同じ。

 

ここで大切なのは、知らない内容でもちゃんと問題用紙を埋めるだけの回答文書を作成すること。

 

白紙の回答や半分くらいしか文章を書いていない回答は、絶対におすすめしません。

多分、採点係の先生の読む気力も削がれるし、

 

おそらく文字数が一定以下だと添削していないかも(すみません、ただの想像です。)

 

今年受けないで来年受ける人は、しっかりと文書を作成する能力を1年かけて身につけてみてください。

 

このあたりの本がおすすめです。

自分は、学生時代の野村證券の就活イベントで齋藤孝先生が公演しててそこでこの本を知り読みました。

 

いつも駄文のブログを書いてしまいすみません汗

 

 

 

 

 

 

 

自分もずっとやる気スイッチが入らなくて、土曜日の朝から当日の午前2時まで選択問題の対策してそれから午前2時から試験前まで論述の対策をしていました。

 

午前中の試験が終わり、ツキノワグマの模様とかクソくだらない問題がでて、答えられなくて凹んでましたわ。

 

でも大丈夫です。所詮、変な問題は周りの人たちも答えられていないので、

 

そんなんで受かった人間なので。。みなさん緊張しないように

 

最近、ナラ枯れの話題やクビアカツヤカミキリ、あと勝木先生が発見したクマノザクラとかそのあたりが樹木医的時事ネタです。

そのあたりが問われるんじゃないかなぁ、しらんけど(笑)

 

今日の試験がんばって!!