動物たちは切実です
CNNでちょっとドキってする記事を見つけた。
動物園の動物、殺処分して餌にする「最後の手段も」ドイツ
https://www.cnn.co.jp/world/35152452.html
外出自粛で動物園の動物の飼料が買えなくて困っているという内容。
もし寄付が集まらなかったときは、殺処分して動物園の肉食動物の餌にするという。
さすがゲルマン人。なかなか、驚かされる内容だ。
一応ソース元の動物園の記事を見たのだがそこまでは書いてはいなかったが、餓死させるなら殺処分になるのだろうな。
ノイミュンスター動物園記事
https://tierparkneumuenster.de/de/aktuelles/details/so-k%C3%B6nnen-sie-uns-unterst%C3%BCtzen
ニューヨークでは、水族館でペンギンが館内を散歩している映像でほっこりしている一方で苦しい動物園もある。
動物園のページからペイパルで寄付もできるようなので是非。
農業と補償とリスクマネジメント
新型コロナウイルスの外出自粛の影響でホテルや飲食店の消費が減って農産物や水産物が大量に捨てられているらしい。
実にもったいないね。
流通は、まだ動いているのだから出荷すればいいのに
ニュースだと「買取価格が半額になってしまったので出荷できません」や「出荷先がなくなってしまったので生活に困ってます」など
実際、一年間手塩をかけて育てた農産物が売れなくなってしまったのは、不憫には思う。
しかしながら、農家は無保証で農産物をつくるという博打的な仕事を生業としているのであろうか。
いや、そんなはずはない。弥生時代じゃあるまいし
農家には、農業共済や農業保険というものがある。
この農業保険、価格の下落や自然災害による減収、取引先の倒産まで幅広く保障してくれる保険である。
他業種でこれだけ手厚い保障の保険があるだろうか。
これだけ手厚い保障の保険があるにも関わらす、加入しない事業者は本当に何を考えているのか。
農家は、明らかに経営に関する努力怠っている。
生産だけしていればいいわけではない。
事業者である以上は、きちんとリスクマネジメントをして有事の際も自己防衛に努めてもらいたいものだ。
テレワーク
新型コロナウイルス渦中の中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
自分は、3月22日あたりから全く会社に行っていません。
そう、在宅勤務命令。テレワーク。
まぁ、報告書の作成が多い仕事柄、PC関連の仕事は大体自宅でできるのですが、自宅にはプリンターが無いため少し不便かな。
プリンター購入予定なのですが、どれにしようか迷い中です。
会社で領収書を切らせてくれればいいのだが…。
いろいろ調べていたら、普段見ていた吉田製作所さんの動画を思い出した。
【インク直接注入】業務用プリンタはスゲー!家庭用(ボッタクリ)を買うのはアホで情弱説www【CANON G6030】
カラーレーザープリンタの大きさだ自分が住んでいるアパートが狭いのでと少し邪魔なのとトナーがバカ高いのでランニングコストが悪いかな。
このインクジェットだと、プリントヘッドも純正で2000円ほどという。
結局、客に提出しないものを印刷するんだったらインクジェットもありかなと、
報告書は印刷できても契約書類とかは、出社して会社の実印を押さなければならない。
日本の竹本直一とかいうIT担当大臣は、USBも知らない情弱老害なので。
しかもハンコ文化を守る会会長という。まさにリテラシーの低い国ですね。
お隣の台湾が羨ましい。
ちなみに海外だとサインと電子署名、電子印鑑が一般的らしい。
みなさんも一緒にテレワークを武器にコロナウイルスと戦っていきましょう。
タガメが採取禁止になるらしい
売買目的の採取や売買がダメになるらしい
趣味や研究目的は、セーフだって
自分としては、腕の生えたキモい水生ゴキブリ程度の認識だから全く影響ないけど、
出くわしたくないから、むしろ絶滅してほしいくらい。
採取して、ヤフオクで流してお小遣い稼いでいる人からしたら死活問題だろうね。
アクアリウムやっていた頃に使ってたチャームというECサイトで、5800円で売ってたわ
ちなみに、日本にいるタガメはタイワンタガメ Lethocerus indicus って種らしい。
日本国内の水生昆虫で最大なんだって
しかもコイツ飛べるらしい…
飛んでるタガメと出くわしたら一目散に逃げるわ
2018年施行の改正種の保存法の特定第2種のカテゴリーに2019年2月10日から施行だってね
で、気になったのが種の保存法
正式名称は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律で平成5年4月に施行され、これまでに数回改正され現在に至る。
この法律の趣旨は、日本国内に生息する希少種の保護と外国産の希少種の保護という2本柱で出来ている。
外国産希少種については、みんな大好きワシントン条約の附属書Ⅰのリストに掲載してあるやつを守っていく内容。
国内希少種は、レッドリストってやつを作って、個体等の取扱規制と生息地保護と保護増殖の3本立てでやっていくって内容
このレッドリストってやつは、国内のお偉い学者さんと環境省のお役人が作るってわけ
レッドリスト自体には、根拠法令はないけれども環境省は、このリストを元に指定していくそうです。
今回、タガメが特定第二種国内種のリストに入れられるわけだが、個体等の取扱規制には、主に四種類の禁止事項があって、
1捕獲等の禁止(捕まえちゃだめ)
2販売目的の陳列または広告の禁止(売るためにお店に出しちゃだめよ、)
3譲渡し等の禁止(他人に渡しちゃだめ)
4輸出入の禁止(国外取引しちゃだめ)
その中でも、特定第二種国内種は、販売・頒布等の目的での捕獲・譲渡しのみの規制。
趣味で捕まえるのは、OK
第一種については、譲渡しは許可はいらないが、環境大臣に届け出する必要があるそうです。
これは、商業ベースでブリーダーが繁殖させて販売できる種を想定して創設されたそう。
野生個体の採取は、NGだけど殖やした個体は流通可能。
種の保存法絡みは、ときどきヤフオクで規制対象の品物を知らずに流してしまって捕まっているニュースを度々耳にするので、定期的にチェックしといたほうがいいかも
ざっと、種の保存法の特定第一種国内希少野生動植物種と特定第二種国内希少野生動植物種についての説明を書きました。
なげぇ…。
他にも、国内希少野生動植物種や国際希少野生動植物種、緊急指定種などあるそうだけど、またの機会に
紛らわしぃ…。
では、
学名と種の話
飲んで遅く帰った時以外は、毎日更新できるように頑張ります。
樹木医試験ネタかは、微妙だけれども‘種’の話。
専攻が生物系じゃない人間にとって意外とあやふやな概念
たぶん、皆さんご存知の一番オーソドックスな種の概念は、「父親と母親の間に子供できてその子供が子供を作る能力があるか」ではないでしょうか。
ライオンと虎の雑種のレオポンってのがいるらしい。
同じネコ科の動物だからね
でもレオポンは、自体には生殖能力がなかった。
つまり、レオポンは種とは認められない。
ロバと馬の雑種のラバもそう。
ここで引っかかるのが‘雑種’という日本語。
雑種だから種じゃないの?という疑問があるかもしれなけれども
雑種という日本語は、決して種の存在を肯定している日本語じゃない。
ただの合の子って意味ですね。
つまり、雑種出できたものは、種とは限らない。
じゃあ、‘種’ってなんなのよってお話になりますが、実は定義がたくさんあって前述した子供が出来ないってのも1つの定義でその他にもたくさんの定義がある。
今わかっている時点で、20以上の定義がなされているそうですね。
こんなにも沢山の定義がされている訳は、作った定義がすべての生物に当てはまらないためだそうです。
それほど、生物に対しての定義というものさしを当てて判断することは、難しい。
どうしても例外が出てきてしまうそうですね。
ここまでお話した内容が、いわゆる一般論としての種の定義(自分としては性質)の一つです。
ここからが、種に対して名前を付ける学名の話。
学名に関して簡単に言うと、世界共通の名前でスウェーデン人のカール・フォン・リンネ(通称リンネ)って人が考えた二名法って方法で名前を付ける。
ちなみにこの人の著作の「自然の体系」と「植物の種」ってやつがあって時々、聞かれるね。
読まなくてもいいとは思うけど、最低限の知識として知っておくといいかも、
この二名法は、簡単にいうと名前の通り、2種類で名前をつけろって意味です。
具体的にいうとヤマザクラを学名で言うと
Cerasus jamasakura ってなる。
前半部分のCerasus ってのが属名でjamasakuraってのが種小名っていう。
なぜ、こんなめんどくさい書き方をするのかと言うと、
生物としての系統が近いものに同じ属名を付けることによってひと目で近い種であるとわかるようにするためですね。
ちなみにオオシマザクラは、
Cerasus speciosa
で、同じサクラ属なのでCerasus を使っています。
属名については、研究が進んだり分類学者の見解やその他色々で、変わったりすることがありますね。
日本でもちょっと前まで、Prunusがつかわれていたり。
海外では、いまでもPrunus が多く使われていたりします。
ちなみにその他にも細かいルールがあって、ラテン語で付けることやイタリック体(斜体)で表記することなどが決められています。
学名は、先に論文で発表された名前が正しい。先取特権とか言います。
また、一つの種に複数つけられた名前のことをシノニム synonymといい日本語だと同物異名とか言ってsyn.で表記します。
逆に、同じ種だと思っていて複数の種類を当ててしまっていたときは、ホモニムhomoymといい日本語だと異物同名いいます。
こっちの略称は、あまり見ないです、おそらくhom.だとは思うのですが、自分は見たことないですね
これらのめんどくさいルールは、
動物だと国際動物命名規約
植物だと国際藻類・菌類・植物命名規約
に乗っているので、暇すぎて死にそうな人は、ぜひ読んでみてください。
ちなみにこの規約、6年に一回改定して現在は、深セン規約とよばれていたりします。
この前までは、メルボルン規約でした。
まとめると、
1.種は、生物の基本的な単位
2.学名は、種に対してつけられる。
3.学名は、リンネが提唱した二名法ってつけなければならず、種小名+属名をラテン語で命名してイタリック体で表記する。
4.学名は、先につけられたものが正しいものとして優先される。
5.植物の名前の付け方は、国際藻類・菌類・植物命名規約で規定されている。
長くなりましたが、まぁこんなかんじです。
買わなきゃいけない本
前の記事にも言ったように、周りを見ていると余分な書籍を買いすぎだと思う。
確かに、参考書を買うと勉強している感が出るので安心するのが、人間ですが、
そんなにたくさん買って読めるの?理解しているの?と疑問ですね
必要な本は、樹木医の手引きと過去問だけだと思います。
樹木医の手引きは必ず買う書籍で、いずれにしても研修でも使うからマストですね。
試験受けようと思ったらすぐにポチったほうがいいです。
ポチった翌日に、なんか電話帳みたいな本が届くのですが、あまりビビらなくていいです。
全体を完璧に理解しなくても大丈夫ですから、
というか、完璧に理解している樹木医を見たことがないですね。
時々すごくマニアックな人がいますが、全部の知識を満遍なく理解している人なんていないと思います。
所詮は、理系のヲタク。自分の強い知識だけをひけらかしてマウントをとって見栄をはる。
樹木医なんてそんなバランスが悪い人間ばっかりです。
はっきり言ってキモい。
話をもとに戻すともう一つのマストアイテムが、過去問。
リンクを貼ろうと思ったのですが、アマゾンじゃ売ってないっぽい。
日本樹木医会から購入できます。
とりあえず、この2冊さえあれば、大丈夫。
樹木医試験対策をネタにする
ブログ始めてみたもののネタが無い。
意外と会社との往復だけだと、普段の変わらない日常なので書くネタが確保できない。
ネタが無い時に樹木試験対策をになるネタを書こうかなと…
他の樹木医のブログにも樹木医試験対策は、高校の参考書を引っ張り出して読めだの、どこぞの資格を取得したのが役にたっただの。
挙げ句の果てには樹木医対策講座なるものがボッタクリ価格で提供されている。
みなさん時間やお金など余分なコストをかけすぎじゃないのかなと思う。
今の時代、様々なスキルが無料で学べる時代。
自分もcorseraとかからAIと機械学習についてのスキルを学ばせていただきました。
その恩返しとまでは、言えないまでも最も効率的に樹木医一次試験を突破できる方法を書いていこうかなと思います。
自分は、一夜漬けで樹木医試験をパスしたのですが、結構周りの皆さんは、苦労していたみたですね。
同期や先輩の話を聞いてみると色々な参考書籍を読んだとか言っていました。
大学生とか時間があればいいのですが、受験生のほとんどは時間のない社会人。
自分の過去問研究とそこの知識を詰め込むだけの作業でいいじゃん。と言ったら怒られました笑
自分のやった勉強方法としては、一度、過去問を5年分解いて間違えた箇所と分からなかったところだけを樹木医の手引きで確認する。ただそれだけ、
あとは、午後からの論述試験対策くらいかな。
論述について書くと長くなるのでまたの機会に書きます。
選択式の午前中試験については、知らない知識の手引きで覚えるだけでいいとは、思うのですが、、これを言ったら同期からは、「知識がなさすぎて手引き読めなかった」と言っていました。
そこでいろいろな参考書に手を出して収拾がつかなくなって、時間をとられるみたいですね。
このブログでは、なるべく農学、造園学、植物学の知識がない人でも理解できるように解説しようかなと思います。
どこぞの対策講座の運営者に対しては、営業妨害だけど、、まぁいいよね。
なるべく、分かりやすく書こうと思いますが分からなかったらコメントいただけると幸いです。
よろしくおねがいします。